未経験でも問題なし。プログラム開発以外の仕事もあります／運用部 Mさん｜先輩の声

どのような学校、学生でしたか？

私が卒業した専門学校の学科では、主にプログラミングに関する知識・技術の学習と共に、基本情報技術者資格や応用情報技術者資格等の国家資格取得に向けた授業が行われていました。
私自身、プログラミングが苦手で、目の前の授業に取り残されないよう精一杯でした。なんとかJavaの資格は取得しましたが、在学中に国家資格を取得する事が出来ず、プログラマーには向いていないと自覚していましたね。

志望のきっかけや入社の決め手は？

プログラマーには向いていないという自覚があり、プログラム開発が伴わない職種が相応しいと感じていたものの、元々、IT業界には興味があった為、IT系の会社に就職したいと思っていました。就職活動に勤しむ中、担任教師から当社を勧めていただき、伊予銀行のグループ会社で、且つプログラム開発ではなくシステムの運用・管理を行う「運用部」という部署があるという点に惹かれ、応募させていただきました。

最初に配属された部署でのエピソード

専門学校に在学した2年間で、基本情報技術者資格を取得する事が出来ず、未取得のまま当社に入社しましたが、無論、資格取得は自身の課題となり、働きながら学習を進める事になりました。合格までには時間を要し、後輩に先を越されるなど、辛酸を嘗める思いをしましたが、上司・先輩方は取組み姿勢を評価してくださり、見放さず、最後まで親身になって応援してくださいました。合格した時には、自分の事のように喜んでくださる上司もおり、精一杯努力する事の大切さや人間味に溢れた職場で良かったと改めて感じましたね。

仕事で心がけていることはありますか？

「素直さ」です。今年で勤続6年目になりますが、自身の能力には自信がありませんし、未だに力不足を痛感しています。だからこそ、上司・先輩方からの指導やアドバイスは真摯に受け止め、自身の中で咀嚼し、即時行動に移すよう意識しています。上司・先輩方は、仕事への取組み姿勢や考え方等、経験を基に助言してくださる為、取捨選択し自身に取り入れ、活かす事で自己成長に繋げていこうと決めています。

やりがいを感じることはありますか？

運用部は学びが多い部署ですので、学べば学ぶほどにそれは仕事に直結し、すぐに活きてきます。システムやネットワークの機能・構成等を理解し、障害復旧対応に役立てられた時には、シンプルに勉強していて良かった、仕事に活かせる事が出来て良かったと感じますし、自身の努力次第でそういった喜びを感じる場面が多くなるのも事実です。また、直接、お客様から感謝の言葉をいただく事はありませんが、店頭のATMや窓口端末、インターネットバンキングやコンビニATM等各種サービスの運用・管理を行っている為、地域の多くの方々が利用するサービスに直接、携わっている実感はあります。そして、いよぎんグループが提供するサービスの根幹を支える重要業務であり、責任感あるこの仕事に誇りを感じます。

社内の変わった制度はあったりしますか？

運用部の勤務体制は24時間365日で、比較的体力を消耗するものです。
大変ではありますが、手当も手厚く、夜勤手当をはじめ、年末年始に出勤した場合には、慰労金が支給されます。また、当然ではありますが、休日出勤分の振替休暇を平日に取得する事が出来る為、普段、人混みでなかなか行けないような場所にも行けて、特別感を感じることもありますね。

今後の目標

勤続6年目ともなると、自身の能力開発は勿論、後輩教育に一層、注力する必要があります。近年、新規配属者が多数配属され、多種多様な考えを持った後輩に対して漫然とした教育は通用しないと考えており、個人の性格や得手不得手を把握した上での教育が求められると感じています。そのためにも、密なコミュニケーションを通じて相手を良く知り、自分を知ってもらう事で良好な人間関係の構築に努め、仕事に対するやりがいや目的意識を持って成長してもらえるように支援していきたいです。

これから入社される方へメッセージ

運用部では、約1年に亘る実務研修を通じ、業務に関する基礎知識・技術を習得しますが、たとえ私のようにプログラミングが苦手でIT関連の知識が乏しくても何ら問題はありません。未経験でも仕事に対する熱量、素直さ、貪欲さがあれば業務は問題無く習得出来ると思いますし、上司・先輩方は、結果は勿論、その過程も評価してくださります。
また、実務研修に加え、入社後も資格取得に向けた勉強は必要になります。私のように、学生時代に怠った分を取り返そうとすると必ず苦労する為、入社後に必要となる資格を今の内に取得しておくのがベストです。あるいは、資格取得は難しくても、時間がある内に、日々の勉強を習慣化しておく事が肝要です。

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